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一月物語/平野啓一郎=著
¥400
新潮社刊 新潮文庫 ひ18-2 初版−2002年9月1日発行 文庫判・並製・カバー巻・帯なし・本文181P 発行当時の定価:380円 ISBN:9784101290324 弊社在庫管理コード:071117001130 ★内容: 明治30年、奈良県十津川村。神経衰弱の気鬱を逃れ、独り山中をさまよう青年詩人・真拆(まさき)は、老僧に毒蛇から救われ、山寺に逗留する。俗世から隔絶された奇妙な時空の中で、真拆はいつしか現実と夢界の裂け目に迷い込み、運命の女と出逢った。それは己の命を賭けることでしか成就しない愛、だが、刹那に失われる運命の愛だった…。古典的風格さえ漂う端麗な筆致で描かれた聖悲劇。 (カバー巻末面の内容紹介文より) ★状態:並上 【帯】なし。 【カバー】全体に薄くヤケ・ホコリヨゴレ・コスレがあり、上辺部にはヨレも少しあります。巻末側袖の下部に値札シールを剥がした痕があります。 【表紙】巻末面に弱い折れ(開き癖)があります。 【本体】周縁部にごく弱いホコリヨゴレがあります。 【本文】あまり使用感もなく良好です。 【その他】スピン付きです。
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ゲリラの群れ/野坂昭如=著
¥700
角川書店刊 角川文庫 緑300-2 初版−1970年12月10日発行 文庫判・並製・カバー巻・帯なし・本文386P 発行当時の定価:240円 弊社在庫管理コード:071117001120 ★内容: …やさしさと並んで、彼の文学を支えているものは、怒りではあるまいか。いつか、野坂さんに会ったとき、彼は「作家は時代の証人にならなければいけない」と語った。 …焼跡の中から生まれた怨念は、彼の文学の主旋律になる。…昭和3年生まれの私には、彼こそ時代の証人であると証言できるし、彼を証人に得たことを、同世代人として幸せに思う。<br /> …「ゲリラの群れ」は、野坂さんの小説の中では珍しく、ぼやきだけにとどまらずに、攻撃的な痛快な小説である。カンパイはじめ、機智横溢、鬼才縦横のゲリラたちが舌一枚をたよりに、片っ端から巨大権力に挑戦してまわる。われわれ非力な庶民は、胸のつかえが下りて快哉を叫ばずにはいられない。 (田辺聖子=解説より) ★状態:下 【帯】なし。 【カバー】背周辺と上下辺、小口付近に強く、その他全体的にもやや強いヤケ・褪色・ホコリヨゴレがあり、上下辺にはヨレ・傷みもあります。袖の上辺には強いシミもあります。巻頭側小口の折り返し線に沿って印刷のワレがあります(破断はしていません)。巻末側袖の下部には値札シールを剥がした痕があります。 【表紙】背部分に強いヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。背に開き癖の折れがあります。 【本体】天面と小口面に強く、底面にもやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあります。また小口面にはやや強い使用感とシミが見られます。 【本文】ページ面の上辺に強く、その他全体にもやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、古び感を感じさせますが、通読には支障ありません。本扉と最終ページはほぼ全面的にヤケ・シミがあります。本文中に線引き・書き込み等はありません。 【その他】傷んでいますが、スピン付きです。
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アメリカひじき・火垂るの墓/野坂昭如=著
¥300
新潮社刊 新潮文庫 草112C 10刷−1976年10月30日発行 文庫判・並製・カバー巻・帯なし・本文229P 発行当時の定価:140円 ISBN:9784101112039 弊社在庫管理コード:071117001094 ★内容: 戦後22年目、泰平しごくな家庭にアメリカ人を迎えた中年男の滑稽とも見える行動を通して、意識の底によどむ進駐軍コンプレックスを抉った『アメリカひじき』、浮浪児兄妹の餓死までを独自な文体で印象深く描いた『火垂るの墓』、“焼跡闇市逃亡派”を自称する著者の作家的原点を示す直木賞受賞の2作に、同系列の『焼土層』『死児を育てる』『ラ・クンパルシータ』『プアボーイ』を加える。 (カバー巻末面の内容紹介文より) カバー画=宇野亜喜良 ★状態:下 【帯】なし。 【カバー】全体に非常に強いヤケ・褪色・ホコリヨゴレ・シミがあります。特に巻末面には全面にシミもあります。巻頭側小口の折り返し線下部には印刷のワレがあります(破断はしていません)。巻末側袖の下部には値札シールを剥がした痕があります。 【表紙】背周辺を中心に、全体に経年相応のヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。 【本体】天面と底面のノド側に強く、その他もやや強い、ヤケ・ホコリヨゴレがあります。また小口面には弱い使用感もあります。 【本文】ページ面の上辺部に強く、その他も全体的にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、全体にやや強い古び感がありますが、通読には支障はありません。また本文中に線引き・書き込み等はありません。 【その他】スピン付きです。
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アメリカひじき・火垂るの墓/野坂昭如=著
¥500
新潮社刊 新潮文庫 草112−C 初版−1972年1月30日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文229P 発行当時の定価:140円 ISBN:9784101112039 弊社在庫管理番号:071117001052 ★内容: 戦後22年目、泰平しごくな家庭にアメリカ人を迎えた中年男の滑稽とも見える行動を通して、意識の底によどむ進駐軍コンプレックスを抉った『アメリカひじき』、浮浪児兄妹の餓死までを独自な文体で印象深く描いた『火垂るの墓』、“焼跡闇市逃亡派”を自称する著者の作家的原点を示す直木賞受賞の2作に、同系列の『焼土層』『死児を育てる』『ラ・クンパルシータ』『プアボーイ』を加える。 (カバー巻末面の内容紹介文より) ★状態:下 【帯】なし。 【カバー】背と小口付近、上辺部に強く、その他も全体的にやや強いヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。巻頭面と小口・背の上部、袖の上辺には、やや大きなシミも随所にあります。 【表紙】背周辺を中心に、全体にヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。巻末面の小口側上部に折れ痕もあります。 【本体】周縁部にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、天面には点シミが多数、小口面には弱い使用感・ホコリシミもあります。本文中数ページに折れ痕もあります。 【本文】ページ面の上辺に強く、その他の周辺部にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、全体に強い古び感がありますが、通読には支障ありません。扉と最終ページの上辺には強いシミもあります。本文中に線引き・書き込み等はありません。 【その他】少し傷んでいますがスピン付きです。
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一滴の夏/野呂邦暢=著
¥1,100
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集英社刊 集英社文庫 67B 第1刷−1980年1月25日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文270P 発行当時の定価:240円 ISBN:9784087502947 弊社在庫管理番号:071113010117 ★内容: 故郷を捨てた二十歳の青年が、一年の放浪の後、洪水でめちゃめちゃになった故郷へ帰ってくる。荒れた町を憑かれたように徘徊する彼の内部に、荒涼としたものに立ち向かう青春の意志が芽生える…。鬱屈した青春の憂悶を生き生きと描いた表題作他六篇を収録。高橋英夫・解説。 (カバー巻末面の内容紹介より) …この作家は文体の洗練された濃度や、外界の諸々の事象を映し出す抒情的レンズの輝かしさを持っており、それが変りなくその作品を特徴づけているが、その反面で作風の展開もしだいに感じられるようになってきたという感じがするのだ。… 「一滴の夏」は、作風からいうと、この作家の第一期の諸作をしめくくるような仕事として位置づけられる。 事実、「一滴の夏」のあと、作者は素材を歴史および戦争に求めて、仕事の拡大と転換を計るにいたった。… とまれ、野呂氏は愛惜するに値する青春というものがあると感じている人物であり、そういう青春の表現に最もふさわしいのは何かという問題を、常に体の中に保っている作家である。そこから、二つの傾向があらわれることになるが、その一つは、愛惜される青春の日々というものを、なるべくなら手つかずのまま、歪曲や変形を起さずに、そのまま作品の中に掬いとろうとする傾向で、…これらにあっては、作者の若かりし日々のすがたが、かなり忠実に描かれているに違いなく、…一つの青春の鬱屈した流れをほぼ余すところなく辿ることができよう。… これに対してもう一つの傾向は、…人生の一齣をきっちりと切り取って、密度の濃い静物画のようにその一齣を緻密に描き込もうとする傾向である。…この傾向の作品で、作者はさまざまな文学的実験を試みてきたのは、指摘しておかねばならない。 …野呂氏はたとえていえば心象風景の凝視者であるが、風景を求めている画家は、言うまでもなく対象を世界の全体から切り取るのである。それならばいかにして、どの大きさでそれを切り取るかという問題に、彼は不可避的に取り組まざるをえず、そこにこの作家の文学的問題の核心があらわれてくるであろう。 (解説〈高橋英夫〉より) ★状態:並下 【帯】なし。 【カバー】背にややヤケ(褪色)があり、全体的にもヤケ・ホコリヨゴレ・コスレが少しあります。巻頭面の上部に弱い折れがあります。 【表紙】背がややヤケ(褪色し)ており、巻頭面・巻末面のノド側上部に折れがあります。 【本体】周縁部にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあります。巻頭側約100ページの上部に折れ痕があります。底面にヨゴレと傷みがあります。 【本文】ページの周辺部にやや強く、その他も全体的に経年相応のヤケ・ホコリヨゴレがあります。本文中に線引き・書き込み等はありません。 【その他】集英社文庫新刊案内付き。
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ふらんす物語/永井荷風=著
¥500
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新潮社刊 新潮文庫 草69A 39刷−1980年7月15日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文268P 発行当時の定価:240円 ISBN:9784101069012 弊社在庫管理番号:071113010116 ★内容: フランスに来て初めて自分はフランスの気候が如何に感覚的であるかを知った―。青年永井荷風が体験した「西洋」をつづったこの小品集は、その異国趣味と新鮮な近代感覚とで耽美派文学の源流となった。フランス渡航に先立ってアメリカ生活を送った荷風は、ヨーロッパをほとんどアメリカ人の眼で観察し、その独特な視野から西洋文化の伝統性と風土との微妙な調和を看破している。 (カバー巻末面の内容紹介より) ★状態:並下 【帯】なし。 【カバー】背周辺にやや強く、その他全体的にも経年相応のヤケ(褪色)・ホコリヨゴレ・コスレがあります。巻末側袖の下部に値札シールを剥がした痕があります。 【表紙】背の周辺に強いヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあり、上下辺には弱いヨレもあります。 【本体】天面に強く、その他周縁部にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、小口面には使用感も少しあります。 【本文】ページの周辺部に強く、その他全体的にもやや強いヤケ・ホコリヨゴレがありますが、通読には支障ありません。本文中に線引き・書き込み等はありません。 【その他】スピン付きです。</p>
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すみだ川・二人妻/永井荷風=著
¥500
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新潮社刊 新潮文庫 草69D 16刷−1979年1月30日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文334P 発行当時の定価:280円 ISBN:9784101069043 弊社在庫管理番号:071113010115 ★内容: 江戸の情緒を伝えた隅田川両岸の今戸・向島を舞台に長吉、お糸のはかない恋を描き、追憶と哀愁の情あふれる『すみだ川』、山手のブルジョアの二組の家庭をからませ、二人の人妻がそれぞれの夫の女道楽に一喜一憂し、夫たちも浮気を妻に探知されはしないかと苦慮するさまを描いた『二人妻』、ほかに『深川の唄』『歓楽』『雨瀟瀟』『雪解』『かし間の女』『かたおもひ』を収録。 (カバー巻末面の内容紹介より) ★状態:並下 【帯】なし。 【カバー】背周辺にやや強く、その他全体的にも経年相応のヤケ(褪色)・ホコリヨゴレ・コスレがあります。背の上辺に弱いヨレ(傷み)もあります。巻末側袖の下部に値札シールを剥がした痕があります。 【表紙】背の周辺にやや強いヤケ(褪色)があります。巻頭面の上部と巻末面の下部に開き癖によるヨレもあります。 【本体】周縁部にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、小口面には使用感も少しあります。 【本文】ページの周辺部に強く、その他全体的にもやや強いヤケ・ホコリヨゴレがありますが、通読には支障ありません全体の約7割程度のページのノド側下部に、水濡れによると思われるヨレがあります。本文中に線引き・書き込み等はありません。 【その他】スピン付きです。
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濹東綺譚/永井荷風=著
¥300
岩波書店刊 岩波文庫 緑41-5 25刷−1980年8月20日発行 文庫判・並製・本文188P 発行当時の定価:250円 弊社在庫管理番号:071113010078 ★内容: 「濹東陋巷の女」とその周辺のたたずまいとは、荷風の特に念入りな探訪によって見出され、選び取られた「風景」であったわけだ。彼は「瞬間の慰藉」をたのしむべく、しばしば、そこで長時間の無駄をしたのである。眼前の「風景」をその「感想」によって染色しながら煮つめてゆき、物語の世界という別次元のものに置き換えて見せたのが、『濹東綺譚』の世界にほかならない。作者が「濹東陋巷」への潜入によって感じ取った「瞬間の慰藉」は、物語の世界に移転をはたしおえられたとき、永遠の持続性をわかちあたえられ、不壊の結晶体としてそこにおかれた。 (解説〈竹盛天雄〉より) ★状態:下 【元パラフィン】なし。 【帯】なし。 【カバー】カバーのない版です。 【表紙】背を中心に全体にヤケがあり、折れ癖痕が多数あります。上辺にはヨレがあり、背の上辺には小さな傷みもあります。表3の下部に値札シールを剥がした痕があります。 【本体】周縁部に強いヤケがあり、小口面にはシミ・使用感もあります。前半部には耳折れもあります。 【本文】ページの周辺部に強く、その他も全体的にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがありますが、通読には支障ありません。本文中には線引き・書き込み等はありません。
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文鳥・夢十夜・永日小品/夏目漱石=著
¥300
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角川書店刊 角川文庫 緑1-17 改版5版−1972年4月30日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文260P 発行当時の定価:160円 弊社在庫管理番号:071113010075 ★内容: (…)この時期の漱石は、「生死の関門」に直接ぶつかるような文学よりも、「俳味禅味」を中心に据えた美的な文学を求めていたのである。(…)これを別の言葉で言えば、東洋的ロマンティシズムである。(もっとも、漱石のロマンティシズムは、東洋的俳句的でもあるが、同時に、西欧的なかおりも強いように思う)そして、漱石の初期の文章は、小説以外のものも、こうした態度で書かれている。 「自転車日記」と「京に着ける夕」との間の四年間というものが、漱石にとって、まことに重大な年月であったことは、いまさらいうまでもないことである。(…)漱石の文章は、その出発当時から一応の完成度を示していたのではあるが、やはりこの四年間の前後では、まるで完成度が違うのである。 (作品解説〈平田次三郎〉より) ★状態:並下 【帯】なし。 【カバー】背付近にやや強く、その他全体的に経年相応のヤケ・ホコリヨゴレ・コスレがあります。巻末側上辺に小さな(約5mmの)破れがあります。また巻頭側小口には印刷のワレ(破れてはいません)もあります。 【表紙】背の周辺がややヤケ(褪色し)ています。 【本体】周縁部に強いヤケがあり、小口部にはシミ・使用感も強くあります。全体の約8割のページの小口近くに折れ痕があります。 【本文】ページの周辺部に強く、その他全体的にもやや強いヤケ・ホコリヨゴレがありますが、通読には支障ありません。本文中には線引き・書き込み等はありませんが、巻末に小さく日付を記入した痕がかすかにあります。
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門/夏目漱石=著
¥100
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新潮社刊 新潮文庫 な1-6 78刷−1985年10月30日発行 文庫判・並製・本文232P 発行当時の定価:380円 ISBN:9784101010069 弊社在庫管理番号:071113010074 ★内容: 「誠の愛」ゆえに社会の片隅に押しやられた宗助とお米は、罪の重荷にひしがれながら背をかがめるようにひっそりと生きている。宗助は「心の実質」が太くなるものを欲して参禅するが悟れない。これは求道者としての漱石じしんの反映である。三部作の終篇であると同時に晩年における一連の作の序曲をなしている。 (「BOOK」データベースより) ★状態:下 【元パラフィン・帯・カバー】なし。裸本です。 【表紙】背の周辺に強く、その他全体的にもやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあります。 【本体】周縁部には経年相応のヤケ・ホコリヨゴレがあり、小口面には弱い使用感もあります。 【本文】ページの周辺部にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがありますが、通読には支障ありません。本文中に線引き・書き込み等はなく、経年の割にはおおむね良好です。
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三四郎/夏目漱石=著
¥250
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角川書店刊 角川文庫 271 57版−1966年9月30日発行 文庫判・並製・本文282P 発行当時の定価:110円 ISBN:9784041001073 弊社在庫管理番号:071113010073 ★内容: 熊本の高等学校を卒業して、東京の大学に入学した小川三四郎は、見る物聞く物の総てが目新しい世界の中で、自由気侭な都会の女性里見美禰子に出会い、彼女に強く惹かれてゆく…。青春の一時期において誰もが経験する、学問、友情、恋愛への不安や戸惑いを、三四郎の恋愛から失恋に至る過程の中に描いて「それから」「門」に続く三部作の序曲をなす作品である。 (「BOOK」データベースより) ★状態:下 【帯】「夏目漱石生誕百年」帯付き。背と小口部分が強くヤケ(褪色し)ており、全体にもホコリヨゴレがあり古び感があります。元パラフィンの下に本来の帯が付いており、こちらはヤケ等はなく良好です。 【元パラフィン】背と小口付近が強くヤケており、全体的にもやや強いヤケがあります。小口には数カ所傷みや小さな穴があります。 【カバー】カバーのない版です。 【表紙】背周辺がやや強く、全体的にも経年相応にヤケ(褪色し)ています。 【本体】周辺部に非常に強いヤケ・ホコリヨゴレががあります。底面には点シミも少しあり、小口面には使用感があります。 【本文】ページの周辺部に強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、一部のページにはシミもありますが、通読には支障ありません。本文中一部に傍線が引かれています。
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こころ/夏目漱石=著
¥300
新潮社刊 新潮文庫 草10M 55刷−1972年4月30日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文260P 発行当時の定価:200円 弊社在庫管理コード:071113010072 ★内容: 鎌倉の海岸で、学生だった私は一人の男性と出会った。不思議な魅力を持つその人は、“先生"と呼んで慕う私になかなか心を開いてくれず、謎のような言葉で惑わせる。やがてある日、私のもとに分厚い手紙が届いたとき、先生はもはやこの世の人ではなかった。遺された手紙から明らかになる先生の人生の悲劇――それは親友とともに一人の女性に恋をしたときから始まったのだった。 (新潮社にホームページに掲載の内容紹介より) ★状態:並下 【帯】なし。 【カバー】背と小口周辺にやや強く、その他全体的にもヤケ・褪色・ホコリヨゴレが少しあり、古び感があります。背の上辺にはヨレもあります。巻末側袖の下部には値札シールを剥がした痕があります。 【表紙】背部分はやや強く、その他全体的にもヤケ・ホコリヨゴレが少しあります。 【本体】天面に強く、その他の周縁部にもやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあります。小口面には使用感もあります。 【本文】ページの周辺部に経年相応のヤケ・ホコリヨゴレがあります。巻末に小さく日付記入がありますが、本文中には線引き・書き込み等はありません。
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たそがれ清兵衛/藤沢周平=著
¥350
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新潮社刊 新潮文庫 ふ11-21 7刷−1992年11月15日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文327P 発行当時の定価:440円 ISBN:9784101247212 弊社商品コード:080613960011 ★内容: 下城の太鼓が鳴ると、いそいそと家路を急ぐ、人呼んで「たそがれ清兵衛」。領内を二分する抗争をよそに、病弱な妻とひっそり暮らしてはきたものの、お家の一大事とあっては、秘めた剣が黙っちゃいない。表題作のほか、「ごますり甚内」「ど忘れ万六」「だんまり弥助」「日和見与次郎」等、その風体性格ゆえに、不断は侮られがちな侍たちの意外な活躍を描く、痛快で情味あふれる異色連作全8編。 (カバー巻末面の内容紹介文より) ★状態:並 【帯】なし。 【カバー】背部分と小口付近にやや強く、その他も全体的に経年相応のヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。巻頭面の上辺全体にヨレがあり、背の上辺は少し傷んでいます。背の下部には小さなキズもあります小口の折り返し線に弱いワレがあります(破断してはいません)。 【表紙】背周辺にやや強いヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。巻頭面の小口上角に弱い折れ痕があります。 【本体】周縁部全体にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、小口面には弱い使用感があります。本文中4ページ分ほどの小口面に小さな傷みがあります。 【本文】ページ面の周辺部にやや強く、その他も全体的に経年相応のヤケ・ホコリヨゴレがあり、相応の古び感がありますが、本文中に線引・書き込み等はなく、おおむね良好な状態です。 【その他】先端が少し傷んでいますが、スピン付きです。
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用心棒日月抄/藤沢周平=著
¥400
新潮社刊 新潮文庫 ふ11-1 初版−2006年11月1日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文519P 発行当時の定価:705円 ISBN:9784101247014 弊社商品コード:080613960009 ★内容: 家の事情にわが身の事情、用心棒の赴くところドラマがある。青江又八郎は26歳、故あって人を斬り脱藩、国許からの刺客に追われながらの用心棒稼業。が、巷間を騒がす赤穂浪人の隠れた動きが活発になるにつれ、請け負う仕事はなぜか、浅野・吉良両家の争いの周辺に…。江戸の庶民の哀歓を映しながら、同時代人から見た「忠臣蔵」の実相を鮮やかに捉えた、連作時代小説である。 (カバー巻末面の内容紹介文より) ★状態:並上 【帯】なし。 【カバー】背部分と小口にやや強く、その他も全体的に弱いヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。背の上辺にやや強いヨレがあり、下辺には小さな傷みもあります。巻頭面小口下部の折り返し線に印刷のワレがあります(破断してはいません)。 【表紙】背周辺に弱いヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。巻頭面のノド側に開き癖による弱い折れ痕が見られます。 【本体】周縁部全体に弱いヤケ・ホコリヨゴレがあり、小口面には弱い使用感があります。小口面と底面に小さなホコリシミがあります。 【本文】ページ面の周辺部に弱いヤケ・ホコリヨゴレがありますが、本文中に線引・書き込み等はなく、使用感もさほど強くなく良好な状態です。 【その他】少し傷んでいますが、スピン付きです。
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三屋清左衛門残日録/藤沢周平=著
¥400
文藝春秋刊 文春文庫 ふ1-27 36刷−2007年4月5日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文444P 発行当時の定価:590円 ISBN:9784167192273 弊店商品コード:071113010059 ★内容: 日残りて昏るるに未だ遠し―。家督をゆずり、離れに起臥する隠居の身となった三屋清左衛門は、日録を記すことを自らに課した。世間から隔てられた寂寥感、老いた身を襲う悔恨。しかし、藩の執政府は紛糾の渦中にあったのである。老いゆく日々の命のかがやきを、いぶし銀にも似た見事な筆で描く傑作長篇小説! 解説・丸元淑生。 (カバー巻末面の紹介文より) ★状態:並上 【帯】なし。 【カバー】背と上辺にわずかにヤケがあるほかは、ヤケ・コスレ等ほとんどなく、良好です。 【表紙】背にわずかにヤケがありますが、その他は良好です。 【本体】周縁部(特に天部分)にごく弱いヤケ・ホコリヨゴレがあります。小口面に数カ所、薄いシミがあります。また全体の約1割のページの小口上角と上辺に小さな耳折れ・ヨレがあります。 【本文】本文中には線引き・書き込み等はなく、また使用感もあまりなく良好です。
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竹光始末/藤沢周平=著
¥400
新潮社刊 新潮文庫 ふ11-2 51刷−2002年10月5日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文304P 発行当時の定価:476円 ISBN:9784101247021 弊店商品コード:080904961015 ★内容: 世の中変わっても、変わらないのは男の心―。一家の糊口を凌ぐために刀を売り、竹光を腰に仕官の条件である上意討ちへと向かう浪人の心意気『竹光始末』。口喧しい女房を尻目に、藩の危機を未然に防ぐ一刀流剣士の手柄『恐妻の剣』。他に『石を抱く』『冬の終りに』等、小説巧者藤沢周平が、世の片隅で生きる男たちの意地と度胸を、ユーモラスに、陰翳豊かに描く傑作時代小説全6編。 (カバー巻末面の内容紹介文より) ★状態:並上 【帯】なし。 【カバー】背付近と上辺に弱いヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。背の上辺付近にヨレ・傷みがあり、巻頭側小口の折り返し線に弱い印刷のワレがあります(破断はしていません)。巻末側袖の下部に値札シールを剥がした痕があります。 【表紙】背周辺に弱いヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。 【本体】周縁部全体に弱いヤケ・ホコリヨゴレがあり、小口面には弱い使用感もあります。 【本文】ページ面の周辺部に弱いヤケ・ホコリヨゴレがありますが、本文中に線引・書き込み等はなく、あまり使用感も感じさせず良好な状態です。 【その他】スピン付きです。
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熊の敷石/堀江敏幸=著
¥350
講談社刊 講談社文庫 ほ29-1 3刷−2005年3月24日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文189P 発行当時の定価:495円 ISBN:9784062739580 当店商品コード:080904961011 ★内容: 「なんとなく」という感覚に支えられた違和と理解。そんな人とのつながりはあるのだろうか。フランス滞在中、旧友ヤンを田舎に訪ねた私が出会ったのは、友につらなるユダヤ人の歴史と経験、そして家主の女性と目の見えない幼い息子だった。芥川賞受賞の表題作をはじめ、人生の真実を静かに照らし出す作品集。 (カバー巻末面の内容紹介文より) ★状態:並 【帯】なし。 【カバー】背付近から巻末面にかけて、強いヨレとシワ・圧迫痕があり、上辺にはごく弱いヨレ・傷みもあります。全体に弱いコスレもあります。 【表紙】背の中央部に強い圧力を受けたための歪み・傷みがあり、巻末面にはヨレや折れ痕があります。 【本体】周縁部全体に弱いヤケ・ホコリヨゴレがあり、小口面には使用感もあります。 【本文】ページ面にはごく弱いヤケ・ホコリヨゴレがありますが、本文中に線引・書き込み等はなく、良好な状態です。
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塔/福永武彦=著
¥400
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講談社刊 講談社文庫 A171 初版1刷-1973年6月15日発行 文庫判・並製・カバー巻・本文272P 発行当時の定価:130円 商品コード 071113010011 ★内容: 春の蝶に誘われた少年の「僕」は、冒険を求めて、曠野の中に聳え立つ塔に行く。塔の中にある部屋々々を遍歴した僕は、権勢を掌握し、不可思議を探り、豪奢に酔い、人間の智慧を極める。次いで愛を得、最後の部屋に到達した時、僕の前に開けた運命は? 鮮やかな幻想世界を構築した「塔」他、初期の作品6編を収録。 (カバー巻末面の解説文より) ★状態:並下 【帯】なし。 【カバー】背と小口の周辺、上下辺に強く、その他も全体的にやや強いヤケ・褪色・ホコリヨゴレ・シミがあり、小口・背の折り返し部分と上辺にヨレもあります。小口の折り返し線には傷みもあります。 【表紙】背周辺にやや強く、その他も全体的に経年相応のヤケ・褪色・ホコリヨゴレがあります。背の下辺には小さな傷みもあります。 【本体】天面にやや強く、その他も全体的に経年相応のヤケ・ホコリヨゴレがあります。天面のノド側と底面の小口側には強いホコリシミがあります。小口面には弱い使用感もあります。 【本文】本扉の周辺部に強いヤケ・ホコリシミがあります。その他本文のページ面周辺部に経年相応のヤケ・ホコリヨゴレがあり、相応の古び感がありますが、本文中に線引き・書き込み等はなく、おおむね良好な状態です。ただし巻末に青インクで小さく日付記入があります。
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