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悠蔵が残したこと/小川国夫=著

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角川書店刊
角川文庫 緑311-3
初版−1973年1月30日発行
文庫判・並製・カバー巻・帯付き・本文256P
発行当時の定価:200円
弊社在庫管理コード:071117001126

★内容:
完璧な文体で展開する“光と闇”のドラマ
本書の九篇は、暗い罪の匂いのする生または性の衝動につき動かされて生きる女性たち、憂愁の心を抱いてヨーロッパを彷徨した若き日の体験、河口や港町に定着する郷里の隣人たちを主人公にしたもの、の三つの作品群から成っている。幻の書「アポロンの島」、名著「生のさ中に」に続いて贈る、小川国夫の文庫版作品集。
(帯巻頭面の内容紹介文より)
ここに収められた9つの短篇は、作者自身のひそかな配慮によって、3つの作品群に分けられていることに、私たちは気づかされる。その第1は、「悠蔵が残したこと」「影の部分」「違約」の作品群で、いずれもが、何か暗い、罪の匂いのする生または性の衝動に突き動かされて生きようとする女性を主人公としている。第2は、老聾の画家ゴヤに触発されて想を得た「サラゴサ」「大亀のいた海岸」及び「アフリカン・ナイト」の3作品群で、かつて氏が、憂愁の心を抱いてヨーロッパの各地をさまよった時の体験を基調として発想されたものである。そして最後に置かれた3篇の作品群は、氏が深く愛着する河口や港町に定着して生活している、郷里の隣人たちを主人公とするものである。
(森川達也=解説より)

★状態:下
【帯】背部分が強くヤケ(褪色し)ており、全体にもやや強いヤケ(褪色)とホコリヨゴレ・コスレがあります。
【カバー】背周辺と上下辺、小口付近にかなり強く、その他全体的にも強いヤケ・褪色・ホコリヨゴレがあり、上下辺にはヨレ・傷みもあります。特に小口付近と上辺部にはシミ・ヨゴレが多く見られます。巻頭側小口の折り返し線に沿って印刷のワレもあります(破断はしていません)。巻末側袖の下部に値札シールを剥がした痕があります。
【表紙】背部分にやや強いヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。
【本体】天面にかなり強く、小口面と底面にも強いヤケ・ホコリヨゴレがあります。小口面には強い使用感とシミもあります。冒頭50ページ分ほどの小口部には、水濡れによると思われる弱いヨレがあります。
【本文】ページ面の周辺部(特に上辺)に強く、その他全体的にもやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、かなりの古び感がありますが、通読には支障ありません。本文中に線引き・書き込み等はありません。
【その他】スピン付きです。

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