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角川書店刊
角川文庫 緑250-2
3版−1971年8月30日発行
文庫判・並製・カバー巻・帯なし・本文254P
発行当時の定価:160円
ISBN:9784041250020
弊社在庫管理コード:071117001078
★内容:
…吉行の場合、作者の実生活者としての姿勢は、すべて文学的姿勢に置き換えられ、昇華されている。そしてそれが、外界風俗や風景との照応において象徴的に語られている。従来の私小説とちがって、実生活と作品の間には明らかに中間項がひとつ置かれているのであり、。それが氏の作品を文学たらしめている。…
どの作家にも「キー・ワード」(鍵となる言葉)がというものがあるものだが、吉行淳之介の場合それは「姿勢」という言葉であろう。…その姿勢というのは、転倒しようとするのを最後の一歩で危うく踏みとどめた姿勢であり、いずれかに傾こうとするのを辛うじて耐えて一本の綱の上を渡って行くような姿勢といったらいいであろうか。つまり、そういう危うい姿勢によって保証される危機感に彼はおのれの文学的真実を賭けているのである。
(解説=福田宏年より)
★状態:並下
【帯】なし。
【カバー】背を中心に、全体に経年相応のヤケ(褪色)があり、背と上辺部には強いホコリヨゴレ・シミが、さらに上下辺にヨレ・傷みもあります。小口には印刷のワレと小さな破れもあります。
【表紙】背にやや強いヤケ(褪色)があり、全体にもヤケ・ホコリヨゴレがあり、やや古び感があります。
【本体】周辺部(特に天と小口)にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、天にはシミも少しあります。小口には使用感も少しあります。
【本文】周辺部(特に上辺と小口付近)に強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、全体に経年相応の古び感がありますが、通読には支障ありません。本文中に線引き・書き込み等はありません。
【その他】スピン付き。
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