1/10

マダム・エドワルダ 他四篇/ジョルジュ・バタイユ=著/生田耕作=訳

¥600 税込

SOLD OUT

別途送料がかかります。送料を確認する

¥3,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

角川書店刊
角川文庫 赤400-1
再版−1976年4月20日発行
文庫判・並製・カバー巻・本文250P
発行当時の定価:260円
弊社在庫管理番号:071113010098

★内容:
バタイユの「エロティック三部作」
凍てついた夜の街でくりひろげられる、蠱惑にみちたエロティシズムの悲劇。記憶と幻想、眼前の痙攣的な快楽がおりなす、美しくも悲惨な〈愛の儀式〉。20世紀文学に、エロティシズムの世界という新たな空間をきりひらいた衝撃の3部作!ほかに、エッセイ「エロティシズムに関する逆説」、講演「エロティシズムと死の魅惑」を併録。
(帯巻頭面の内容紹介より)
いずれにせよ、エロティシズムは理不尽なものである。一方においてそれはもっとも願わしいものが開ける領域、すなわち私たちが身ぶるいを覚えるまでに深奥な快楽である。しかし、また一方、それは恥辱でもある…。これらの視点の一方だけに固執するのは、認識を拒否することである。だが、エロティシズムに背を向ける場合は、可能なものに、生命の維持に背を向けることになる。
(帯巻末面の内容紹介=本書収録「エロティシズムに関する逆説」より)
〈俺〉は夜の街頭で、嘔吐感にとらえられ、行きずりの女を、また自分自身を〈裸にしたい〉衝動におそわれる。〈俺〉は酒場を歩き、暗がりにまみれ、ズボンを脱ぎ去る。淫売屋に出かけ、そこで奇妙な娼婦マダム・エドワルダを見いだす。「これほど美しい−−またこれほど裸の娼婦に出あったのははじめてだった」。彼女は自分は〈神〉であると告げる。〈俺〉を前に、陶酔と過剰への手引きが展開する……。<br />
シンボリックな手法で閃光的な美を凝結した傑作「マダム・エドワルダ」を含む〈エロティック三部作〉、ほか2篇を収録。エロティシズムの世界をめぐる最上の作品集である。
カバー・挿絵=金子國義
(カバー巻頭面袖の解説文より)

★状態:並下
【帯】背周辺にヤケ(褪色)が少しあり、キズ・コスレも随所にあります。小口の折り返し部分には印刷のワレ(破れてはいません)があります。
【カバー】背周辺にヤケ(褪色)が少しあり、全体にもコスレがやや強くあります。上辺にキズ・傷みが少しあり、小口の折り返し部分には印刷のワレ(破断してはいません)があります。
【表紙】背の周辺に経年相応のヤケ(褪色)があります。
【本体】周縁部にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがヤケあります。小口面には使用感とシミも少しあります。
【本文】ページの周辺部に強く、その他全体的にもやや強いヤケ・ホコリヨゴレがありますが、通読には支障ありません。本文中に線引き・書き込み等はありません。

商品をアプリでお気に入り
  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥600 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品